税理士のお仕事はとてもやりがいのあるお仕事です。どのような点が魅力なのか。私の場合をご紹介します。
数字を組み立てる感覚が好き
税理士=数字に強い
という印象を持つ方は多いのではないでしょうか。
私も、税理士は簿記の延長で目指す資格だと聞いたときから、税理士は数字に強い人がなるお仕事なんだなと思っていました。
実際に、税理士事務所で務める方々も、数字に強い方が多くいらっしゃいます。数字に強いというか、数字をまとめる、数字を読み解く、数字を組み立てることが得意な方といったほうがイメージしやすいでしょうか。
私も、数字の辻褄が合うことを楽しみ(?)のひとつとして仕事をしています。謎に発生した数字を適当に処理するのではなくて、なぜそうなったのかを数字から解き明かすことができると嬉しいです。また、申告書を作成していて、数字の整合性が合うことにも楽しさを感じます。
意外にも、税理士が全員そういうわけではなさそうです。
数値が苦手な人もいますし、税理士試験必須科目の簿記論だけ何年も合格できない人もいますし、数字の謎をうやむやにしてそのままになっていても平気な人もいます。
それでも、数字を扱う仕事が好きというのは、経理の方や多くの税理士事務所勤務の方にはご理解いただけるのではないでしょうか。
色んな会社を知ることが楽しい
つぎに、税理士の仕事が魅力的だなと思うのは、色んな会社の経理や経営を見ることができるところです。
数字を見たり整理したり活用するお仕事自体が好きなのですが、会社の経理担当として、ひとつの会社の会計だけをみるのではなくて、複数の会社の会計を拝見することができるのは、税理士の魅力のひとつです。
数字を拝見するというのは、会社の財布の中身を拝見する貴重な機会です。普通は絶対に対外的には明かさない企業秘密ではないでしょうか。それを見せて頂き、ときには分析したり予想したりするお仕事は、私にはとても魅力的に思えます。
その中でも、経営のお役にたてたと思えるときにはやりがいを感じます。たとえば、経理体制が整っている会社様の数値分析や事業予想を一緒にシミュレーションするときや、今後の見通しを一緒に考えるときが楽しいです。タイムリーな数値に基づいて、数値に現れた意味をフィードバックすることにやりがいを感じます。
このやりがいは、かつての経理財務部や経営企画部時代の名残かもしれません。
経営者の方と、もっと会計の数値を語り合いたいと思うこともあります(笑)
人と接することが好き
最後に、税理士の仕事でいいなと思うのが、色んな人と接するお仕事だということです。
これは、税理士を目指したときには想像していませんでした。むしろあまり人とは関わらないで、淡々とコツコツとお仕事をするのが、税理士の仕事だと考えていました。コミュニケーションに苦手意識がある自分には向いている職業だと思ったものです。
しかし、多くの方にも同意していただけると思うのですが、税理士はコミュニケーション能力が活きるお仕事です。申告書作成や記帳代行とメインに行うと、コミュニケーションは少なく済むかもしれませんが、経営者や経理の方とのコミュニケーションするお仕事という意味では変わりありません。
ちなみに、コミュニケーションが苦手だからと悲観する必要もなさそうです。コミュニケーションが苦手だから、不快なコミュニケーションしかとれないわけではありませんし、その逆も考えられるでしょう。
苦手だからこそ、気持ちを通わせてお仕事をできたり、「ありがとうございます」と言っていただいたときには、ほんとうに嬉しいです。
お役にたちたいと思えるお客様と出会い、そして感謝していただくことができるこのお仕事は、やりがいのあるお仕事だなと感じるのです。そして、人と接することが苦手な私でも、人と接するのが好きだなと思うことができる仕事なのです。
いかがでしたでしょうか。税理士の仕事は、どのようなお仕事をするか、お客様との関わり方も含めて、いろいろな方法を模索できる、たくさんの可能性があるお仕事です。
税理士業だけではなく、ご自身のお仕事の魅力について考えてみてはいかがでしょうか。仕事の大変さだけではなく、仕事の楽しいところをたくさん意識してみましょう。
【日記】
長女引き続き風邪。3連休の予定は全てキャンセルになりましたが、次女は「おうち」時間を楽しんでいます。犬夜叉にはまっていて映画を観ました。ごはんも好きなものばかり。ラーメン、鮭おにぎり、ブルガリアヨーグルトいちご味が大好物。
長女は体調不良時はいつも「私の母(つまり祖母)のおにぎり」が食べたいといいます。これだけはいつでも食べられるそうです。冷凍していたので助かりました。今日は「ママのおにぎり」も食べてくれました。
【something new】
アニメタイムズ
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